ツイッターをやっていると「ん?」と思うようなツイッタラーに出会うよね?そんなにツイッター歴が長い訳ではないんだけど、僕がツイッターで見かけて「お、おぅ…大変そうやな…」と思った人を挙げてみたいと思います。
- フォロワーが多いのにそのツイートに対する反応がほぼない人
- ツイートの内容がわかりにくい人
- 「なぜキミは自撮りをアップするのか?」な人
- 「ツイッター辞める宣言」をしてアカウントを削除する人
今回は、4.「ツイッター辞める宣言」をしてアカウントを削除する人について書きたいと思います。
「ツイッター辞める宣言」をしてアカウントを削除する人
ツイッターをやっていると、いろんな関わり合いが生まれます。そのいろんな関わり合いの中で「あ、この人、話しやすいな…」みたいな気の合うの友達みたいなものができていき、日々その人とお話をするのが楽しくてしょうがないみたいになっちゃうよね。たぶん、これがSNSにハマる理由なんだよねきっと。
そんなツイッターランドにおいて、僕は「あいさつ」や「お誕生日のお祝い」など、リアルでも行われている一般的な日常イベントが苦手なんです。
「あいさつ」については、だいたい朝の7:00ぐらいから繰り広げられる「おはよう」ツイートのラッシュアワーに巻き込まれないようにしています。ツイッター社によると、2015年12月時点での1ヶ月のアクティブユーザー数は3,500万人らしいので、その半数が「おはよう」をツイートすると考えると約1,800万人もの人々が朝から「おはよう!」と叫んでいると思うと気が狂いそうになっちゃうんです。
こんなことを言っちゃうと「あいさつぐらい当たり前だろ!」と言われちゃうかもしれませんが「誰かにリプライをもらうと必ずそのリプライに返信すること」を心がけている僕としては、あいさつを返すツイートだけで午前中が終わっちゃいそうになることが苦痛なんです。また「返信しなければいけない」という自分の中の脅迫観念みたいなものに押しつぶされそうにもなるんですよ。
「お誕生日のお祝い」ツイートについても同様で、仲の良い人の誕生日に気付いたら「おめでとう」とリプライするようにはしているんですが、常にツイッターをやっている訳ではないので、誰かの誕生日に気付かない場合もあるわけでしょう?となると、誕生日に気付く人と気付けない人が出てきて「なんであの人の時だけ…」みたいになっちゃうのがイヤなんです。ね、僕ってカワイイでしょ?
上記のような理由から、僕は積極的にあいさつもしないし、しがらみが生まれるのが苦手なので、自分の誕生日を公表することもしないんです。だって、自分がされたら、された人にお返しをするのが礼儀でしょう?リアルでもやっているそれらのことをツイッターランドでもやろうとすると、僕の心が疲弊してしまうんです。わかってくれ!
で、僕の性格を示したところで、本題へ…
今日でツイッター辞めます。これまでみんなありがとうね!
こんなツイートを見たときの僕はこう思っています。
勝手に辞めればいいのに…
冷たいようですが、思っちゃうんです。すみません!すみません!
さらにカウントダウン形式のこんなツイート
○月○日でツイッター辞めます。これまでみんなありがとうね!
勝手に辞めればいいのに…
本当にすみません!すみません!でも思っちゃうんです!
自分でも「オレってひどいな…ゲスいな…」って自己嫌悪しちゃうんだけど、なぜこんな風に思うかを考えてみたんだ。以下、その分析です。
あえてのノスタルジック感を出されるのがキライ
少し前にEテレのTV番組「哲子の部屋」で聞いたこのコトバ人は何かを懐かしむのではなく、たた懐かしがりたいだけ
哲学者:ウラジミール・ジャンケレヴィッチ
哲学者のウラジミールちゃんによると、例えば「人が夕日を見て懐かしいと思うのは、それが取り戻せないものだと感じるからで、その夕日が見たこともない外国の夕日だったり、CGで作られた架空の夕日だったとしてもその思いは変わらない」そうなんです。このことを「ツイッター辞める辞める現象」に当てはめると、
その人がいなくなってしまうということよりも、ツイッターを辞めるという行為そのものに郷愁を感じている
あえてこんな状況を生みだすことに違和感を覚えるんだよね。
要するに、辞める側は「郷愁を感じさせたい」し、残される側は「郷愁を感じたい」って思ってるだけで、その対象はなんでもいいだよねきっと。
ツイッターの占める割合の大きさ
「辞める」と宣言して辞めなければならないほど辞められないものなのか?
「会社に垢バレした」とか「家族に身バレした」みたいな状況だと「辞める宣言」したり「カウントダウン式辞める宣言」なんてする余裕もなくソッコーでアカウント削除ボタンをクリックしちゃうと思うんだけど、そんな状況でもなく、
まるで、たかみながAKBを卒業する感じのその「辞める宣言」ってなんなんだよ!日常生活において、どんだけツイッターの占める割合が大きいんだよ!
ツイッターなんて「気軽に辞めるし、また気が向いたら戻ってくるし…」ぐらいの感覚でしかない僕にとって、その熱量の多さに引いてしまうんだよね。生意気言ってゴメンなさい。
いずれにせよ、僕がツイッターを辞める時は、ひっそりとフェードアウトするので、探さないで下さい…