「紙魚」っていう虫がいるの知ってる?「紙魚」って書いて「シミ」と読むこの虫。
主に人間の住居内に現れる。床のタイルの切れ目や割れ目が、セイヨウシミにとって生存可能な環境である場合は、冷蔵庫の下や、十分暖められたトイレの中などで、とりわけよく見つかる。本やタペストリーや織物を、好んで齧り取る。(マダラシミは、より暖かい環境を好み、小麦粉やパンを餌にできるパン屋で見つけられる)。冒頭に述べたように、現在は世界的に分布しており、日本でも北海道から八重山諸島まで全国的に生息する。家屋の内部やその周辺のほか、森林の樹皮下などにも見られる。
Wikipediaより
「OKグーグル!シミ 虫」で各自調べてもらったらどんな虫なのかわかるんだけど、田んぼによくいる「ホウネンエビ」や、海にいる「フナムシ」によく似てる。意外にメジャーな生き物であるにも関わらず、僕はこの虫を見たことがなかったんだ。
害虫として普通見なされているが、セイヨウシミによる被害はごく僅かであり、人間の健康に影響を与えることもない。しかし、虫嫌いの人にとっては、精神的な苦痛の原因である。
Wikipediaより
つまり、その特殊な形状から、見た人を怖がらせる側面もあるそうな。
先日、我が家にこの虫が現れた。嫁がお風呂場で見つけたんだ。
マイハニー「お風呂にエビがいる…」
ぼく「エビが?なんでエビが…」
お互いに虫に対してかなり免疫のあるタイプなので「ベランダで巨大カタツムリを見た」ぐらいのテンションだったし、まあ、こんなことはよくある日常のシーンなので、置いといて…
調べてみてわかったんだけど、驚くべきはその生殖活動。セイヨウシミは夜行性であるため、その配偶行動は最近になってようやく分かった。雄と雌は、配偶行動のあいだ中、興奮して走り回る。交尾や直接的な交接はせず、雄は薄膜で包まれた精子カプセルである精包を放置し、雌は様々な化学物質の働きによってこの精子カプセルを見つけて拾い上げ、自身に取り込み受精する。いわば「間接的な交接」ともいうべきものである。
Wikipediaより
- 「雄と雌は、配偶行動のあいだ中、興奮して走り回る」 → わかる
- 「交尾や直接的な交接はせず」 → それな
- 「雄は薄膜で包まれた精子カプセルである精包を放置し」 → ギリわかる
- 「雌は様々な化学物質の働きによってこの精子カプセルを見つけて拾い上げ、自身に取り込み受精する」 → ワカラナイ~ツ
これらの行為を人に例えてしまって笑ってしまった(爆ヮラ)
シミ目(シミもく、総尾目、Thysanura)は、昆虫綱の1目。「シミ(衣魚、紙魚)」と総称される。人家に生息するものが本を食害すると思われていたため「紙魚」と書かれる。英語では「silverfish」という。
Wikipediaより
行動は敏捷で、光を避ける性質(負の走光性)がある。英語では「銀の魚 (silverfish)」と呼ぶが、これはその体形や、光沢のある“鱗”をまとった様子、魚が泳ぐような走り方などに由来し、「紙魚」というのと同じ発想である。この類は昆虫の中でも原始的なグループで、3億年前から存在している。
Wikipediaより
3億年も前から存在し、銀の衣をまとって紙の中を泳ぐ魚のような虫。とてもロマンがあるよね~(※ホントはこんな内容を書こうって思ってたわけじゃないんだけど、ま、いっか)