2015年夏
2015年の5月に彼女の父親に「お前に娘はやらん!」とバッサリ切り捨てられた僕は、その後も機会を見つけてはチャレンジするのですが、彼女の父親に会ってもらえません。そんな中途半端な状態が続きます。
当然、僕と彼女の関係も少しづつ悪化していきます。日々、お互いに「結婚」のことには触れずにモヤモヤしているので、なにかのきっかけでそのフラストレーションがイッキに爆発してしまうと、凄まじいケンカに発展してしまうんです。
このアカウントは、彼女との結婚にちょっとした障害があり、日々、深夜残業を繰り返しているだけのアカウントです
— ナケナイくん (@ifUok) June 3, 2015
うん、しってる
彼女の両親(主に父親)に挨拶に行ってからこれまでの約1ヶ月の間、彼女の父親にずっと「お前のようなヤツには娘はやれん!」って言われ続けたら別れるよね?別れたよ。みんなも婚約破棄しちゃお?♡
— ナケナイくん (@ifUok) June 15, 2015
別れを示唆するようなツイートをしちゃってます。もう疲れちゃってます。
「ナケナイくんはイバラの道ながらも結婚を選択し1男2女の元気な子供をもうけ、その後年老いて病の床に伏すも愛妻とその子供ら、そしてその孫らに見送られシアワセそうな笑みを浮かべてあの世へと旅立つ」ってデスノートに書きたい
— ナケナイくん (@ifUok) July 1, 2015
不安の中にも希望を見いだそうとするツイート。
昔はひとりでいることがそんなに苦ではなかったけれど、誰かといっしょにいる喜びを知ってしまったがゆえにひとりになるのがさみしい
— ナケナイくん (@ifUok) July 26, 2015
最後に結局ひとりになってしまうのならば、いっしょにいる喜びを知らない方がシアワセかもしれない
— ナケナイくん (@ifUok) July 26, 2015
うまく進まない「結婚」に対して苛立ついっぽうで、この恋愛を捨て、いまさらひとりになってしまうことへの不安や寂しさも感じています。人はいつでもないものねだりだ…
いつも大好きな人は僕の帰り道に面したベランダから手を振ってくれる。でも部屋の灯りを消したままだとその姿がわからないので「今日は懐中電灯みたいな光を手にして振ってみて!」とお願いしたら、適当なサイズのものが見つからなかったのか、少し大きめの卓上スタンドを両手に抱えて振ってくれました
— ナケナイくん (@ifUok) August 2, 2015
好きな人との散歩を終え、車をスタートさせると彼女の自宅前にある押ボタン式信号機で赤になってしまった。誰が渡るんだろ?と思いながら信号待ちをしていたら、彼女が渡りもしないのにボタンを押していて僕に手を振ってくれた。とても愛おしいと思った pic.twitter.com/dv7UsApkNK
— ナケナイくん (@ifUok) August 9, 2015
「泣きたい」と言えば「泣いていいよ」と言われ「死にたい」と言えば「いっしょに死んであげる」と言ってくれる君の前でのみ僕は弱音を吐く
— ナケナイくん (@ifUok) August 16, 2015
そんな僕らの間を引き留めていたものは、つきあい始めて約1年の間にお互いが積み重ねてきた思い出でした。ツライ現実が立ちはだかると、これまでに積み重ねてきたものが大切になってくる。こんな時こそ、お互いがお互いを「好きである」という心の奥の根本にある想いを再確認するべきなのだ。
困難な状況に立ち向かうためには、どちらか一方的な想いだけでは続かない。どちらかが挫けそうな時にはどちらかが励まし、いたわり合って前に進むべきなのだ。
いま、ぼくいいこと言ったよ
そして、ついに…
2014年クリスマスイブのプロポーズから約8ヶ月… 突然ですが、わたくしナケナイくんは今年の秋(11月)に挙式をとりおこなう運びと相成りました。当時からツイッターで応援してくださっているみなさんに心からの感謝を申し上げますhttps://t.co/9RI0j24vV3
— ナケナイくん (@ifUok) August 23, 2015
プロポーズしてからちゅうぶらりんなまま約8ヶ月。彼女の父親に反対され続け色々なプレッシャーに苛まれてきましたが、深夜の仕事を終えてから毎週地道に、しかしながら必ず行っていた彼女との深夜のお散歩攻撃で相手の父親も根負けしたようです。小さな小さな努力が実ってとてもうれしく思います
— ナケナイくん (@ifUok) August 23, 2015
正直なところ「この結婚はもうダメなんじゃ…」と思ってた時期もあり、そんな僕の不安な気持ちが彼女にも伝わってホントにお互いがダメになってしまいそうな事が何度もあって、そんなことはこれからもたくさんあるのだろうけれど自分の心の弱さに触れ情けなく思いながら過ごした8ヶ月でした
— ナケナイくん (@ifUok) August 23, 2015
付き合い始めてから約1年。全く結婚するつもりがなかった僕が、光の速さで結婚することになってしまいました。
恋愛としてあまり深く考えずに純粋に楽しかったのは、最初の3ヶ月ぐらいで、以降は結婚に向けてマイナスからのスタート。正直、何度も何度も諦めようと思う日々が続きました。苦しかった…
次回、最終回。結婚への道のり~2015年秋~へ続く